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株式会社ジェイ・シー・アイ関連パブリシティ
1998年10月21日
日本経済新聞「話題のベンチャー人」
日本の店頭市場に元気がないなら、いっそのこと米店頭株式市場(ナスダック)で株式公開すればよい――。
ベンチャー向けコンサルタント、日本コンサルティング・インターナショナル(東京)の浜口直太社長は米国での資金調達に意欲を燃やすベンチャー向けの公開支援サービスを始めた。
去年8月の設立以来、一貫して日本の起業家と米国の投資家・支援家との仲介や経営指導に力を入れている。
「カネを出したら口も出す」米国流のスタイルで、画一的になりがちな日本のベンチャー支援に一石を投じる。
物腰柔らかな38歳。高校時代に1ヶ月の交換留学で訪れた米国が忘れられず大学卒業後に渡米した。
現地の大学を目指したが入試に失敗、途方に暮れていた時に大手会計事務所、KPMGピートマーウィック社の入社試験に運よく合格した。
英語力も会計学の基礎知識も無いので辞書を片手に企業会計の仕事を覚えながら、テキサス州立大でMBAを取得。
その後、プライス・ウォーターハウスで会計指導を通じてベンチャーの経営手法を学んだ。
米国で学んだベンチャー支援の手法を生かして、日本のベンチャーと米投資家の仲介事業を軸に米国でインキュベーション(ふ化)施設を開設するなど矢継ぎ早に事業を展開している。
資金面に偏りがちな日本のベンチャーキャピタルとは対照的に、自ら役員に加わるなどきめ細かな指導が売り物。経営者の能力を補う人材補強や、提携・買収の提案など事業拡大に最適と思われる道を提言する。
これと見込んだ企業からは株式公開時の数%の株式を得る権利を報酬として受け取る。いわば出世払いだが「自らリスクを冒さなければ親身な指導はできない」と明快だ。
「ベンチャー支援は一生の仕事」という決意から、「不況だからと経済の生命線のベンチャー支援の手を緩めてはならない」と警鐘を鳴らす。
その一方で、日本の起業家には「小さくまとまりすぎる」と苦言を呈す。「実現が難しそうなアイディアでも綿密な事業計画と巧みな説明で、出資者を納得させる強引さが欠けている」
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